【i9 13900K】6.0GHzオーバークロックに挑戦
PC組み上がってから毎朝起動の度にF2連打して設定いじりすること1カ月。
他の方の設定をベースに自分なりの調整を加えてなんとかギリギリ目標を達成することができました!
自分のCPUはとにかくP-core3とP-core5とP-core7が熱い。7が特に熱い。
7は熱いんだが98度くらいでやっとサーマルスロットリング入る感じ。
P-core0~P-core2は熱くなりにくいけど、HWiNFOで見てると90~92度くらいでサーマルスロットリング入ってしまう。
そしてP-core4とP-core5が優秀なコアらしい。どこらへんが優秀なのかは分かりません...
サーマルスロットリングに多少入ってもスコア良い時もあるのですが、なるべく低い温度で目標達成したいのでシネベンチマルチ40000、シングル2200時にサーマルスロットリング入らない事を目指しました。
CPUによって特性異なるし、自分のは異常じゃないか?というくらい各コアの特性が異なっていた(こんなもんなんですかね?)のであまり参考にならないかもしれません。
また、オーバークロックは保証の対象外となりますので参考にされる場合は自己責任という事をご承知おきください。
※追記:後日数回シネベンチ回してみたところ、サーマルスロットリング入ってしまう事があってモヤっとしたので、新たに設定を見直しました。
デフォルトから変更した点
ASUSマザボなので以下すべて「Ai Tweaker」から設定変更します。
Ai Overclock Tuner → XMPⅡ
Performance Core Ratio → By Core Usage
1-Core Ratio Limit → 60
2-Core Ratio Limit → 60
3-Core Ratio Limit → 59
4-Core Ratio Limit → 59
5-Core Ratio Limit → 58
6-Core Ratio Limit → 58
7-Core Ratio Limit → 57
8-Core Ratio Limit → 57
Specific Performance Core
Performance Core0 Specific Ratio Limit → 59
Performance Core0 Specific Voltage → Auto
Performance Core1 Specific Ratio Limit → 59
Performance Core1 Specific Voltage → Auto
Performance Core2 Specific Ratio Limit → 60
Performance Core2 Specific Voltage → Auto
Performance Core3 Specific Ratio Limit → 58
Performance Core3 Specific Voltage → Auto
*Performance Core4 Specific Ratio Limit → 60
Performance Core4 Specific Voltage → Adaptive Mode
ー Offset Mode Sign → -
ー Additional Turbo Mode CPU Core4 Voltage → Auto
ー Performance Core4 Offset → 0.01 効いてないっぽい?
*Performance Core5 Specific Ratio Limit → 59
Performance Core5 Specific Voltage → Auto
Performance Core6 Specific Ratio Limit → 60
Performance Core6 Specific Voltage → Auto
Performance Core7 Specific Ratio Limit → 57
Performance Core7 Specific Voltage → Auto
ー Offset Mode Sign → -
ー Additional Turbo Mode CPU Core7 Voltage → Adaptive Mode
ー Performance Core7 Offset → 0.04 効いてないっぽい?
Efficient Core Ratio → Sync All Cores
ALL-Core RAtio Limit → 44
Specific Efficient Core 電圧上げずにいけそうならそのままでと思ってそのまま
DIGI+ VRM
CPU Load-line Calibration LEVEL3
LEVEL4推奨のようだが熱くなるのでLEVEL3でいってみる。
Intel CPU Power Management
Long Duration Pakage Power Limit → 325
Pakage Power Time Window → 96
Short Duration Pakage Power Limit → 325
今回の設定では電力制限値まで上がらないが一応設定しといた。
Thermal Velocity Boost
1-Core Active → Enabled
Temperature A → 90
Negative Ratio Offset A → User Specify
Ratio Offset → 0
Temperature B → 100
Negative Ratio Offset B → User Specify
Ratio Offset → 0
2-Core Active → Enabled
Temperature A → 90
Negative Ratio Offset A → User Specify
Ratio Offset → 0
Temperature B → 100
Negative Ratio Offset B → User Specify
Ratio Offset → 0
3-Core Active → Enabled
Temperature A → 88
Negative Ratio Offset A → User Specify
Ratio Offset → 1
Temperature B → 100
Negative Ratio Offset B → User Specify
Ratio Offset → 0
4-Core Active → Enabled
Temperature A → 88
Negative Ratio Offset A → User Specify
Ratio Offset → 1
Temperature B → 100
Negative Ratio Offset B → User Specify
Ratio Offset → 0
5-Core Active → Enabled
Temperature A → 84
Negative Ratio Offset A → User Specify
Ratio Offset → 1
Temperature B → 88
Negative Ratio Offset B → User Specify
Ratio Offset → 1
6-Core Active → Enabled
Temperature A → 84
Negative Ratio Offset A → User Specify
Ratio Offset → 1
Temperature B → 88
Negative Ratio Offset B → User Specify
Ratio Offset → 1
7-Core Active → Enabled
Temperature A → 84
Negative Ratio Offset A → User Specify
Ratio Offset → 1
Temperature B → 88
Negative Ratio Offset B → User Specify
Ratio Offset → 1
8-Core Active → Enabled
Temperature A → 78
Negative Ratio Offset A → User Specify
Ratio Offset → 1
Temperature B → 84
Negative Ratio Offset B → User Specify
Ratio Offset → 1
V/F Point Offset
Offset Mode Sign 7 → -
V/F Point 7 Offset → 0.05
Offset Mode Sign 8 → -
V/F Point 8 Offset → 0.05
Offset Mode Sign 9 → +
V/F Point 9 Offset → 0.001
Offset Mode Sign 10 → +
V/F Point 10 Offset → 0.001
Offset Mode Sign 11 → +
V/F Point 11 Offset → 0.01
Ring Down Bin → Disabled
Global Core SVID Voltage → Adaptive Mode
ー Offset Mode Sign → -
ー Additional Turbo Mode CPU Core Voltage → 1.528
ー Offset Voltage → 0.03
初めて使った Thermal Velocity Boost機能 がかなり便利。(使い方あってるのか不安な部分はあるのですが...)
電圧で下げきれなかったPコアの温度を今度は温度をキーにしてクロックダウンさせて温度下げるブレーキみたいな使い方ができます。
アクティブなコア数ごとに温度閾値やクロックダウン幅を設定できる(しかも2段階)ので、サーマルスロットリングにあててクロックダウンさせたり、電力制限してクロックダウンさせるよりもステキな感じ。
ベンチマークテストの条件について
ベンチ用基本設定
OneDriveオフ、GoogleDriveオフ、ライティング消灯プロファイル、CPUリソース合計で常時2%程度使用
常用設定
OneDriveオン、GoogleDriveオン、ライティング有り(上の動画)、CPUリソース合計で常時3%~5%程度使用
今回途中で設定見直ししたため、常用設定でのベンチマークテストは行いませんでした。
下記のベンチマークテスト結果の比較元は、マザーボードASUS ROG STRIX Z790-F GAMING WIFIのデフォルト設定にXMP2のみ適用したこちらの結果です。
CINEBENCH R23
ベンチ用基本設定
マルチ:38247 → 40133 (^^)/
シングル:2143 → 2257 (^^)/
CPU-Z
ベンチ用基本設定
シングル:929.3 → 956.5
マルチ:16903.9 → 17163.1
3DMARK Time Spy
アップデート入れたらなぜかシステム情報データが一部取得できないようですが
無料版WQHD
ベンチ用基本設定
トータルスコア:33369 → 33395
グラフィックススコア:37679 → 37649
CPUスコア:20246 → 20361
3DMARK Fire Strike
無料版FHD
ベンチ用基本設定
トータルスコア:47227 → 48167
グラフィックススコア:65589 → 64916
物理スコア:52234 → 53730
総合スコア:14561 → 15587
PCMARK10
ベンチ用基本設定
総合:11097 → 11408
Essentials:12407 → 12735
Productivity:14618 → 15370
Digital Content Creation:20448 → 20579
ファイナルファンタジーXIV 暁月のフィナーレ
画面サイズ: 1920x1080(FHD)
グラフィック設定のプリセット: 最高品質
ベンチ用基本設定
SCORE: 43535 → 44163
平均フレームレート: 302.8712 → 取り忘れ
最低フレームレート: 100 → 取り忘れ
ファイナルファンタジーXV(FF15)
ベンチ用基本設定 FHD(1920×1080)高品質:23230 → 23131
ベンチ用基本設定 WQHD(2560×1440)高品質:22840 → 22541
ベンチ用基本設定 4K(3840×2160)高品質:15987 → 16115
ベンチ用基本設定 4K(3840×2160)高品質 DLSS ON:22572 → 22359
まとめ
一瞬でも6GHzで稼働するのを見るとニヤっとしちゃいますね。
今回の設定でマザボデフォルト設定に対して少しだけ性能アップ、少しだけ低電力化、少しだけCPU温度を下げることができました!
冷却を更に強化できたらコア温度による制限にかかり難くなって自然と性能アップすると思うし、ラプターリフレッシュもあるそうなので変身を2つ残してひと段落です。
電気代が気になったらこのまま電力制限するだけで低電力化できると思うので試してみたいと思います。
分からない事も多かったけど、コアごとに調整とか初めての経験ですごく面白かった!
※追記:後日数回シネベンチ回してみたところ、サーマルスロットリング入ってしまう事があってモヤっとしたので、新たに設定を見直しました。
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