キーボード沼入門②|メンブレンとメカニカルの違いが分からなかった話

キーボード沼入門②|メンブレンとメカニカルの違いが分からなかった話
キーボードを調べ始めて、最初につまずいたのが
「メンブレン」と「メカニカル」という言葉でした。
正直、最初はこう思っていました。
「メンブレンは安くて、メカニカルは高い」
でも、それ以上のことがよく分かりませんでした。
なぜ安いのか。
なぜ不満を感じる人が多いのか。
そこが腑に落ちていなかったのです。
今まで使っていたキーボードの正体
まず、自分が今まで使っていたキーボードを思い返しました。
会社や学校でよく見かける、薄くて、軽くて、音が静かなキーボード。
ほとんどの場合、それはメンブレンまたはパンタグラフキーボードです。
つまり、私たちは最初から
それらを「基準」として使ってきたことになります。
実際に自分も今まではメンブレンやパンタグラフの中で感触の良いものを探していました。
そしてパンタグラフが結構気に入った感触だったので5,000円程度で購入できるものをしばらく使っていました。
メンブレンキーボードが安い理由
調べてみて分かったのは、
メンブレンやパンタグラフが安いのは「手抜き」だからではない、ということでした。
理由はとても現実的です。
- 構造がシンプル
- 部品点数が少ない
- 大量生産に向いている
- 耐久性よりコスト重視
メンブレンは、
「できるだけ安く、多くの人に、問題なく使ってもらう」
という目的で作られています。
その前提で見ると、
安いのは欠点ではなく、むしろ役割通りです。
じゃあ、なぜ不満を感じるようになるのか
ここが一番分かりにくかった部分です。
メンブレン自体に大きな欠陥があるわけではありません。
ただ、使い方が変わると、ズレが出てきます。
- 長時間作業するようになった
- タイピング量が増えた
- 感触や音に意識が向くようになった
このあたりから、
「押している感覚が分かりにくい」
「底まで押さないと反応しない感じがする」
といった違和感が出てきます。
つまり、不満の正体は
キーボードが悪いのではなく、用途が変わった
ということでした。
メカニカルキーボードが評価される理由
そこで登場するのが、メカニカルキーボードです。
最初に触ったときの印象は、とても単純でした。
「押した感じが分かる」
キーごとにスイッチが入っているため、入力のタイミングがはっきりしています。
音が出るものも多いですが、それも「入力した手応え」として感じられます。
たまたま家電量販店で触ったキーボードで気に入った感触のものがメカニカルキーボードだったのです。
ここで初めて、キーボードにも「感触を楽しむ」という考え方があると知りました。
結局のところ、どちらが良いのか
ここまで調べて、体験して感じた結論です。
メンブレンがダメで、メカニカルが正解
という話ではありません。
メンブレンは、
・安く
・静かで
・誰でも使える
とても優秀なキーボードです。
ただ、
「もう少し打鍵感が欲しい」
「長時間でも快適に使いたい」
そう感じ始めたとき、メカニカルという選択肢が見えてきます。
まとめ|違いが分かると、納得できる
メンブレンとメカニカルの違いは、
性能の優劣ではなく、設計思想の違いでした。
安い理由が分かり、
不満が生まれる理由も分かると、
「だからこうなるのか」と腑に落ちます。
この段階で良いと思って使っていたのはロジクールやRazerのゲーミングキーボードですね。
また、この頃は通常ストロークのキーボードだと疲れが出やすい気がしてロープロファイルしか眼中にありませんでした。
ロープロファイルに目を向けたことでKeychronのロープロファイルキーボードが目に留まるようになって購入。
これがホットスワップというはんだ付けなしでスイッチを交換できる機構になっていたのでスイッチを交換してみたりキーキャップを交換してみたり。
そして感触を変えるためにはスイッチを変える事が効果的であり、スイッチを変える事が前提で販売されているカスタムキーボードに俄然興味が湧くことになります。そしてスイッチにも色々な特色があることも分かってきます。
次回は、
「赤軸・青軸・茶軸って結局なに?」
という、さらに一歩踏み込んだところを整理してみます。








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